災害時に
求められる食材とは
レトルト食材を備蓄食材としてストックしている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実際に被害に遭われた方々の声を聞くと、これらの食材には課題がありました。
たいていの食品は、冷たいままだと堅くて食べられないとか、美味しくない、お皿が無いと食べられない、温めないと美味しくない、箸やフォーク、スプーンが必要であったり、食台が必要、水が必要 ...
そのままでは食べられないという声が上がっていました。

日本人の主食のお米のレトルト食品は、加熱が必要です。またはお湯や水が必要なものが大半です。
アルファ米は、冷めた状態ですと堅くなりますので、胃の弱い方、お子様やお年寄りが食すると消化不良を起こす可能性がありますし、それだけでなく美味しく食べることができません。
災害時は、美味しく食べるより空腹をしのぐだけを目的とした食事になりそうですが、そうした時だからこそ、美味しい食事を摂りたいものです。
備蓄食材の開発が益々進むことを祈っています。
